すっかり味を占めた感がある、深夜の映画館でのホラー鑑賞。 大好物である悪魔祓いモノとアンソニー・ホプキンスという、最高の取り合わせにあふれるよだれがどうにも止まらない。 さて出かけるかと思った矢先に降り出した大雨も、あたいを止めることはできないのさ。あふれるよだれを隠すにはおあつらえ向きじゃないか。 女番長気取りでバリバリだぜーとバイク(ラッタッタ)にまたがり、一路大泉へ。 まだ公開3日目ということもあってさすがに貸し切りとまではいかなかったが、予想通りのゆったり感。観客は5~6人ほどであった。 「葬儀屋の息子が、行きがかり上エクソシストを目指すことになっちゃった話」 まるでホラーテイストのコメディ漫画のようだが、ひとことで説明するとそういうことなのである。 葬儀屋稼業から逃げ出したいがために家を出て、奨学金で神学校に通うことにした青年。 成績は優秀であったものの、